TRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)とは、進行役(GM)とプレイヤー(PL)が協力してひとつの物語を作り上げるゲーム。
各プレイヤーは自分で作ったキャラクター(PC)を演じ、プレイヤー同士で会話しながら物語を進めていく。
下記に各TRPG用語をまとめるが、間違っていたらごめんなさい。
TRPGをプレイすることをセッションと言う。
他、オンラインセッション等をオンセと略したりもする。
脚本である。
1回のセッションの中で行われる物語の大きな流れや設定をまとめたもの。
キャラクターのデータ。キャラシと略される。
PCはこれを元に判定やスキルの使用等、様々な行動をする。
本システムにおいてのキャラクターシートは、キャラクター作成のページを参照。
シナリオの事前配布資料。略してHOと呼ばれる。
PCに対してシナリオが指定する導入やおおまかな設定。
ハンドアウトに合うキャラクターシートを出すと良いとされる。
役割演技。ロールやRPと略される。
TRPGでは、キャラクターの行動を描写したり、キャラクターとして会話を行ったりすることを指す。
多くのTRPGでは、ダイスロール(サイコロを振ること)によって行動の成否判定を行う。
このシステムは、主に4面ダイスによる判定で進行する。
なお、BCDiceが搭載されたオンセツールにおいては【nD4KH1】(※nはダイスの個数)のコマンドを入力することで結果が出力される。
このシステムは、オンラインでのプレイに合わせた作りになっている。
必要環境は下記の通り。
このゲームには日常の世界と非日常の世界が存在する。
PCは、基本的に物語の核である【ラストフラグメント】の探求と、非日常からの帰還を目的とする。
ただし、ハンドアウトで他の目的を指定されていた場合はその限りではない。
より具体的な流れについては、こちらをご確認ください。
セッション開始までにやっておくこと。
参加者同士で日程のすり合わせをする。その場の勢いで暇な人集めて卓立てても構いません。
また、ココフォリアやユドナリウム等のオンラインセッションツールで部屋を作成する。
GMは回すシナリオを用意し内容を確認する。
また、ハンドアウトをPLに配布する。
PLがキャラクターシートを提出したら問題がないかチェックする。
キャラクターシートを用意し、GMに提出。
キャラクターシート公開や顔合わせ、物語への導入などをするフェイズ。
また、PCはこの時に任意の【初期取得アイテム】を2つ取得し、【インベントリ】に追加する。
【日常シーン】、【非日常シーン】が幾つか存在する。
シーンに入った時に、シーン内に設置された【オブジェクト】や【アイテム】、【NPC】等を発見する処理が行われる。
シーンに登場しているPC全員が、シーン内を自由に探索できる。
PCたちは、このメインフェイズにおいてクライマックスフェイズ以降に進むために必要な【ラストフラグメント】を探すことになる。
精神的にショックを受けるような箇所では【ショック判定】が発生することがある。失敗すると【異常性】を獲得する。
各シーンにはそれぞれ秘匿された開放条件があり、PCが設定されている条件を達成している場合にそのシーンへ進める。
一度通過済みのシーンには基本的に戻ることはできない。
メインフェイズでできる行動 | |
調査 | 発見したオブジェクトもしくはキャラクターに対し調査判定をすることで、フラグメントやアイテムを集める。シーンに定められたタイムの分だけ挑戦できる。 |
アイテム | アイテムを獲得したり、GMに所持しているアイテムの使用申請をしたりすることができる。 |
パーソナルシーン | シーンの合間に、PCが主導して行う特殊なシーンであるパーソナルシーンを行える。 |
全員が【ラストフラグメント】を獲得しており、かつクライマックスフェイズに進む宣言をした場合、クライマックスフェイズに移行することができる。
このフェイズはPC全員と、GMが指定した【NPC】及び【エネミー】が参加する。
非日常シーンの扱いとなり、全てのアビリティで判定ができる。
もし何らかの要因で戦闘が難しい場合、全員の合意があるのであれば戦闘スキップをしても構わない。
また、シナリオによってはクライマックスフェイズが存在せず、【ラストフラグメント】獲得後にそのままエンディングフェイズへ移行する場合もある。
戦闘の流れ | |
1.戦闘開始 | キャラクター及びエネミーが戦闘に参加する。 |
2.ラウンド開始 | 各キャラクター及びエネミーは使用SPを【1~10】の中から一斉に秘匿で選択し(SPをキープ)、公開する。 |
3.行動 | キープしたSPが少ない者から行動する。スキルを使用することができる。同値がいた場合は同時行動。HPが0になった時点で行動不能となる。 |
4.ラウンド終了 | この時に行動不能となっていた場合、離脱となる。行動不能になっていない場合でも、任意で離脱を宣言することで離脱できる。 |
5.2~4を繰り返す | 2ラウンド目へ。以下繰り返し。 |
6.戦闘終了 | 戦闘に参加している者(離脱していない者)が残り1人となった場合、戦闘が終了する。最後に残っていた1人が勝者となる。 |
※SPをキープする時、他のプレイヤーと示し合わせることは不可。秘匿で選択し、一斉に公開すること。
※自分の手番の時、手番を放棄することは可能。
戦闘時にできる行動 | |
スキル | 自分の手番にスキルを1つ使用できる。指定アビリティでの判定に成功すると、そのラウンドにキープしたSPを消費して効果を発動できる。 |
絆の力 | 絆を獲得している場合、絆の力の効果をいつでも使用できる。 |
アイテム | アイテムを所持している場合、いつでもGMにアイテムの使用申請をすることができる。 |
後日談、報酬の配布を行う。感想戦などをしても良い。